本日の読書
「松井秀喜ザ・ヤンキー」(ジェリー・ビーチ 三室毅彦・訳)
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松井秀喜 ザ・ヤンキー
ジェリー ビーチ Jerry Beach 三室 毅彦
MCプレス 2004-03
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ニューヨークを本拠に活躍するベテランジャーナリストによるゴジラレポート。
松井選手がいかにアメリカの人たちに、報道陣に愛されているのかがわかる。
少しぶ厚い本で、字も細かくて、野球のことばかりの本だと退屈してしまうところだが、退屈させないのが松井選手のことについて書かれているからだ。
でもとばし読み。
最初の「親愛なる日本のベースボールファンの皆様へ」と、最後の「訳者あとがき」を読むだけでも満足できるかもしれない。
「訳者あとがき」より。
ところが、松井秀喜はそうではない。2003年のシーズンを終えて日本に凱旋した彼は、他のシニカルなスポーツヒーローたちなら絶対にしないだろうと思われるシーンにも嫌な顔ひとつせずに登場した。いまどき、パイロットの格好をしてファンと一緒に飛行機に乗り一緒に記念撮影をするなんて、演歌歌手くらいのものだろう。
まったくその通り。
今年の新春町民のつどいでも、ビンゴゲームを操作する松井選手なんかを見ていると、その辺にいる普通のお兄さん(この辺で言う「あんちゃん」)に見えてしまうほどなのに、こういう外国の人が書いた松井選手の本を読むと、その偉大さに驚く。
あんな世界の大舞台で活躍する人がビンゴゲームの機械を操作し賞品を渡す。
いどお(いばる・どなる・おこる)の人になってもおかしくはないのに。エライです。