本日の読書

「神様のパズル」(機本伸司
読んだ本か行

神様のパズル
機本 伸司

発売日 2002/11
売り上げランキング 36,439

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第3回小松左京賞受賞作だそうだ。
表紙のマンガみたいなのはちょっと…。
確かに主人公は大学生だが、内容とあっていないような気がする。
若者に読んでほしいということなのかもしれないけど。
ただの小説かと思ったら、意外にも宇宙の謎っぽい。
「宇宙の作り方」である。
なぜかそんな中に田んぼが出てくる。
物理の話はさっぱりわからない。
それが本当のことなのか、作者の創作なのかも。
最後はなんとなくいい感じだ。
本当はもっとハラハラドキドキさせてほしいのだが、これはそういう本ではないのかもしれない。
宇宙を作るためにはメモリが足りない。
そのためにエッチ画像のHPを作り、HP訪問者のコンピューターの空きCPUとメモリを借りる。
どっかで聞いたような話があったような。
あとがきより

最初にあったのは、究極の疑問――アルティミット・クエスチョンというやつです。宇宙とは何か。自分とは何か――。
それを具体的に展開していくために、「宇宙の作り方」という出発点を設定し、それに必要なものを継ぎ接ぎしていった。その中で登場人物たちにトライ&エラーさせてゆく……。

そして、

もしも、ふとしたきっかけで”究極の疑問”とやらに思いをめぐらせることがあったとして、そしてそのときに、ほんの少しでもこのお話が何かのヒントになったとするならば、作者として本当に嬉しい限りです。

はい。