本日の読書

「地底文明説―地球内に存在する神秘と謎」(エリック・ノーマン)
読んだ本海外タナハ行

地底文明説―地球内に存在する神秘と謎
エリック・ノーマン , 小泉 源太郎

発売日 1997/10
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1973年に発刊されたものに加筆されたもの。
最初は笑える。
トンデモ本か? と思ってしまった。
しかし、読みすすむと、もしかして地底都市はあるのかもしれない、と思ってしまう箇所もある。
あると想像するとワクワクしてくる。あったほうが面白いではないか。
地底都市といえば、こんなようなことをバシャールの本で読んだような気がする、と思って探してみたら、いきなりバシャールペーパーバック〈1〉に出てきた。
  Q 地球の中に「内なる地球(Inner earth)というのがありますか?
という質問。
その答えはナイショ。
それにしても、いろんなページに出てくる、
「地球空洞協会」、
そんな協会が本当にあるのか? 今も?
最初はツッコミをいれながら読まないといけない。

「おれがふりかえると、そこに身の丈二メートル一〇センチくらいのものが立ってたんでさ」

トンネル工事人夫はトンネルの中でそんなデカイものを見たらしい。
もしかして、それって「トンネル工事のアルバイトに来ていたアンドレ」だったんじゃ…。
そんなツッコミもしばらくで、読んでいると今の私の情報と同じようなところもある。
こんな昔(1973年)から、もうわかっていたのか。
その頃からもう政府はUFOなどの情報を隠していたようだ。

こうした現象は、ある共通の場から生じてくるものと私は考えるのです。それはおそらく、通常の五感とは結びつかない、われわれ一人一人の内部にある何ものかと結びついている一つの領域でしょう。過去において、このような力を統御利用することのできた者が、いわゆる”導師”であり、時間も、空間も、物質も思いのままにあやつることができたのでしょう。
・・・(略)・・・
こう考えてくると、体制側が、この領域に関する真剣な研究に水をかけたり、禁止しようとしなければならないわけが、わかってくるのではありませんか」

UFOは宇宙から来るものもあるが地球から来るものもある。
地球の中には大きな地下都市があるという。
そこへは、チベットの僧院や世界中にあるピラミッド、南極北極などとつながっているという。
行ってみたいものだ。

問 では、その地下道やピラミッドが開かれるのはいつのことだというのですか?
答 人間が精神的に高い段階へと進むにつれて、おのずから真理が明らかになってゆくだろう、というのです。・・・

この本に書いてあるのではないが、日本にも各地にピラミッドがあるときいたことがある。
富士山もそうらしい。
地下都市への入り口は天然の毒ガスなどが出ていたりして人間が近づけないようになっていたりするらしい。
もしかしたら富士山とかの近くのそのような所に入り口があるのだろうか。人間が近づけないような場所。
そんなことを考えて想像していると面白い。
この本の「訳者あとがき」には日本の洞穴や地下道のことが書かれている。
地底民族の小説として、ブルワー・リットンの「来たるべき民族」というのがあるらしい。
だいたいのあらすじが書いてあるのだが、とても面白そうだ。
絶版になったらしいが、あるだろうか。ぜひ読んでみたい。
作者のブルワー・リットンは、これはフィクションだと言っていたらしいが、ナチス・ドイツはこの作品は事実をもとに書かれたものだと信じていたらしい。
そう、「アミ小さな宇宙人」も作者は小説だと言っているが、事実をもとに書かれたものだと信じている人がたくさんいる。私もそうだし。
そう思って読むと、ますますワクワクするだろう。
読んでみたい。「来たるべき民族」。