本日の読書

「僕のなかの壊れていない部分」(白石一文
僕のなかの壊れていない部分
読んだ本さ行
主人公のこの男は読んでいてイライラするというか、腹が立つというか、それでいて共感できるというか、自分でもわからない。
ウンチク披露しすぎ、という感じがしないでもないけど。
やっぱり生と死がテーマなのか。

人間も動物も、そして石や花、空気もすべては一つに繋がった夢みたいなものなのよ。
…(略)…
石や草や虫や動物も、同じように自分なんだよ。ほんとはね、何も思い煩うことなんてないの。自分が苦しいと思えば苦しいし、楽しいと思えば楽しいの。この世界は、ただそうとしか言いようがないものなの。

214ページ、真知子さんのセリフ。
やっぱり宇宙の謎。