本日の読書

「百の旅千の旅」(五木寛之
読んだ本あ行
ほとんど旅行先で書いたものをFAXで送り、それが「日刊ゲンダイ」の次の日にはもう掲載されている、というすごいことをやっていたのだ。
五木寛之さんは子どもの頃「この時局に本を読むのは非国民だ!」というわけで、隠れて本を読んでいたそうだ。
それに比べ、今は活字離れとかで「子どもに本を! 読書を!」と叫ばれている。
五木さんは家では読めないので学校の行き帰りに歩きながら読んでいたそうだ。
今でもたまに本を読みながら歩いている小学生を見るが、よく歩きながら読めるなーと感心する。
というか、今の時代は危険がいっぱい。

ガン細胞も自分の体の一部であって、道楽息子のようなものではないだろうか。

そう。ただ殺せばいいってものではない。
そして、

医学の常識は、きょうの常識であって、明日の非常識かもしれない。

そうそう。すぐに薬を飲めばいいってもんじゃないって。
挿画の五木玲子氏って五木寛之さんの「つれあい」の方?
五木寛之さんは「画家の夫」らしいし。どうなのだろう。
それにしてもやはり難しい。
エッセイはやはり、面白く笑いながら簡単に読めるのがいい。