「運を呼び込む成功顔になりなさい」(藤木相元)

読んだ本は行
 
運を呼び込む成功顔になりなさい―輝きと動きのある顔が人生をつくる
藤木 相元



かんき出版 2004-06
売り上げランキング : 46,394
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 
ASIN:4761261862
 
著者は、「嘉祥(かしょう)流観相学会導主。
笑っていいとも!」にレギュラー出演していた人らしい。
「人生を左右するものは”運”であり、その運を支配するのは”顔”である。そして、その顔をつくり上げるのは”脳”である」
という、達磨大師の説いた「脳の瞑想による究極の顔づくり」こそが、嘉祥(かしょう)流観相学の根幹。
顔から運を占うのではなく、なりたい自分になるための内面をみがくことによって顔を変えていく。
「だんご鼻が鷲鼻に変わることはありませんが、その人本来の魅力が浮き出たいいだんご鼻に変えることは可能」
らしい。
言葉であらわされる「目を細める」「目を丸くする」「目の色を変えて」「目を三角にする」「眉を曇らせる」「眉ひとつ動かさず」などが、その通りなのだとわかる。
へぇー、なるほど、と思うことがたくさん書かれている。
あげまんの相→口角がちょっと持ち上がり、眉尻がやや下がり、目が三日月型になる微笑。
キャリアウーマンのタブー→長い髪の毛を襟巻きのごとく内巻きにしたヘア。自分で自分の首をしめる。
どうもいい発想がわいてこないなというときは、眉を指先で上のほうへこすると、情報感度がアップする。
だから、そういう眉毛をカットしたりすると情報アンテナを切ってしまうことになる。
なんだか、猫のヒゲみたいなんだね、眉毛って。眉毛はボサボサにしといたほうがいいのかなぁ。
困った人への対処法、顔と性格の因果関係、男運に恵まれるための十か条などもある。
朝の習慣、「朝日の食べ方」は素晴らしい。
朝、家の外に出て、太陽に向かって深呼吸。
鼻からたっぷり空気を吸い込み、8秒間息を止め、その間太陽のエネルギーを体中にぐるぐる回すことをイメージしながら、口をモグモグ動かして光を消化していく。
そして、口から静かに空気を吐きだす。これを三回ほど繰り返すとみるみる気力が満ちてくるらしい。
そして、「・・・になる!」と大声で誓いを立てる。
運というものは、ひとり占めしようとすると遠ざかるものだと書いてある。
運は、他の人に分け与えると、もっと大きな運になって返ってくるという性質があるらしい。