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「家庭に笑い声が聞こえますか」(志々目真理子)
読んだ本さ行
 

家庭に笑い声が聞こえますか

家庭に笑い声が聞こえますか

 
この人の講演会がすぐ近くであったのに行かなかった。
教育関係の講演会なんて、どうせ退屈なお説教だろう、と思っていたもんで。
名前と本の題名だけは覚えていたので、ちょっと読んでみようか、と読んでみたところが。
あああっ!
講演会に行かなかったことを大後悔。
こんな素晴らしいことを言われる方なのに、なんで行かなかったのだろう。
志々目(ししめ)真理子さんは、宮崎県在住の人なのだが、全国から講演会依頼が殺到しているらしい。
そのような、めったに行けるかわからない講演会が、歩いてでも行けるこんな近くであったのに。
予想していたお説教ぽさは少しもなく、なんと宇宙的!
こんな人の講演会が普通に開かれる、そんな時代になったのですね。
ちょっと前だと「怪しい部類の本」に入れられていたかも。この本、怪しいもの大好きな私が大好きなたま出版だし。(スイマセン)
しかし、行かなかった、ということは、私にはまだ必要ではなかった、ということ?
自分が変われば、まわりが変わる、ということだ。やはり。
感謝、ありがとうだ。やはり。

自分のまわりで起こることは、すべて何かに気づかせるためのきっかけであり、起こったことを後悔するのではなく、そのことから何を学ぶことができたのかが大切です。

悲しいとき、怒っているとき、許せないとき、憎んでいるとき、楽しいときと、それぞれの想いに合ったエネルギーを出しているのですが、とくにマイナスの想いは部屋の中だと停滞しやすくなるのです。
マイナスの想いは、アトピー、喘息、熱、痙攣といった、カゼに似た症状で現れることがあります。赤ちゃんは、生まれてくるときに憎しみ、ねたみは知らず、育つ環境のなかで覚えていきます。
(略)
子どもを不平不満のなかで育てれば、子どもも不平不満を言うようになり、ありがとうのなかで育てれば、ありがとうが言える子どもになります。

そして、子どもが失敗したときは、「おめでとう」と言ってあげるのです。
 
ホームペジ→http://www.shishime.jp/ (志々目真理子さんのホームページ)