本日の読書

「だれでもない庭」(ミヒャエル・エンデ
読んだ本海外アカサ行
だれでもない庭 ― エンデが遺した物語集 ―
エンデが遺した未完の物語集。哲学的といったらいいか、宇宙的といったらいいか。
「エンデ全集」も全部読んでいないのに、こんなの読んで。
エンデのもの全部読んだエンデファンが読む本なのかもしれないけど、面白かった。
ワクワクするするような不思議な感じ。
未完なのが残念。
「子どもと読書」は、
子どもに読書をすすめるには、どうすればよいのか、と親たちから質問されるとエンデはこのような答え方をしたらしい。

朝食や夕食のテーブルで本について話がかわされたり、いやそれだけでなく、討論があれば、子どもたちは耳をそばだてることだろう。
・・・略・・・
しかし、親が新しく買ったベンツのローンのしはらいや、昨夕のサッカー試合のようなことだけを話題にしているのなら、どうして子どもたちが、突然よい本をみつけるようになるだろうか?

いやー、まったくその通り。
「『モモ』と『はてしない物語』ができあがるまで」も興味深い。
それにしても、「だれでもない庭」が未完なのは、ひじょうに残念。