本日の読書

「パーフェクトプラン」(柳原慧)
パーフェクト・プラン
読んだ本や行
第2回このミステリーがすごい!大賞受賞作だそうだ。
応募作「夜の河にすべてを流せ」を全面的に改稿したそうだ。
一気に読んだ。やはり面白い。
最初に登場人物の説明が出ているのがいい。全部の小説にこういうのをつけてくれればわかりやすいのに。
読んでいて誰が誰かわからなくなることがよくあるし。特に外国の人の名前はややこしい。
今風。代理母にネットトレーディングにハッカー2ちゃんねるトロイの木馬に厨房…。
コンピューターのことなどはあと5年くらいして読むと古臭くなるのだろうか。
瞬間記憶は右脳の訓練で出来るようになるらしいが、できたらいいなあ。
今も右脳訓練は思い出したようにしているが、こんなんじゃダメだろう。
ここに出てくる異常な母親の名前が咲子。
んー、咲子といえばどうしても伊藤咲子さんを思い浮かべてしまうが、伊藤咲子さんとは似ても似つかぬ役柄。
表紙のりんごの絵がいい。ふふふっ。黙って読めばピタリとわかる。