ペコちゃん

昔のクセでスーパーにぶらさがっている応募ハガキをすぐに持って来てしまう。
気づいたときには手が勝手にはがきを引きちぎっている。
先日持ってきたハガキは絵を描くところのついたハガキ。
ペコちゃんの絵も描いてあってぬり絵になっている。
これを送ると「厳正なる」抽選で図書カードが当たるらしく、また、たのしい作品はホームページに掲載されるらしい。
別に掲載してもらわなくてもいいけど、ロンが描くと言うので描いてもらった。
ハガキの表に、「ペコちゃんへ一言」という欄がある。
ロン、何を書いたのかというと、「ペコちゃんなんさいねん」。
「なんさいねん」というのは、「何歳ですか?」という意味だが、話し言葉で書いてペコちゃんわかるだろうか。
その前に、「ペコちゃん こんにちわ」と書いてあるのを、ケシゴムで消してある。
「何で消してん?」と聞くと、「ふたことになるし」。
「一言」書くのだから、「ペコちゃんこんにちは」を書くと「二言」になってしまうという配慮。うーむ。そうなのか。
もう一枚かく、と言って書いた「ペコちゃんへ一言」は、
「ペコちゃんって なんでペコちゃんてゆうなまえなの」
そりゃー、ペコペコしてるからでしょ。