「ダライ・ラマ平和を語る」(ルイーゼ・リンザー/中澤英雄訳)

読んだ本海外マヤラワ行
 
ダライ・ラマ平和を語る
ルイーゼ リンザー Luise Rinser 中沢 英雄



人文書院 2000-04
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ダライ・ラマが亡命生活を送っているインドのダラムサラで著者ルイーゼ・リンザーがダライ・ラマと行った長い対話の採録
ルイーゼ・リンザーという人は知らなかったが、ドイツでは有名な作家らしい。
会話は大部分が英語で、たまにチベット語で話されたのが英語に訳され、それがドイツ語に翻訳され、それが日本語に訳されたのがこの本。
会話といってもどこからどこまでが誰の話したことなのかよくわからなくなってくるところもある。
私がダライ・ラマをひとめ見たときから恋して(?)しまったのは、どうやらダライ・ラマ法王に会った人はほとんどの人がそのような状態になるらしい。
著者も、ダラムサラダライ・ラマと会ったとき、会う前から感じていたらしい。

彼は生命的であり同時に知的・霊的でもある活力の持ち主で、その光輝を前もって送ってくるのです。

私はオーラとか見えないが、もし見えたらきっとダライ・ラマは光り輝いてまぶしいのだろう。

この微笑を見た人は、それを決して忘れません。それは何度もテレビや写真で撮影されています。

そう、日本でもテレビなどで何度も映されていたはずだと思うのに、なぜか今まで私の目には入らなかった。なんでだろう。
それが突然、本物の光り輝く微笑を見たもんだから、もう胸キュンやらドキンちゃんどころのさわぎじゃない。爆発しそ。

私の日々の実践の中で、私は中国人について瞑想し、彼らに対する尊敬の念を成長させ、慈悲心を開発するように努めています。なぜかといいますと、彼らもまた苦しんでいるからです。私は彼らの否定的な感情と行動を自分に引き受け、彼らの意見を自分のものとして理解します。