本日の読書

「生の科学死の哲学」(養老孟司
読んだ本や行
 

生の科学、死の哲学―養老孟司対談集
養老 孟司

発売日 2004/07
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対談集。
夢枕獏さんとか、吉村作治いとうせいこうさんとか。
本の最後に、他の本の宣伝が出ていたが、この人、いろんな人と対談しているらしい。
話題の人の本なので読んでみたのだが、やっぱり少し退屈。
少し、「おっ」と思ったところ。
佐原眞さんとの対談で養老さん。

ネコは要するに”ヒゲの幅”が”顔の幅”だと思ってるんですね。もう一つ敏感なのが耳の先。ですから、”耳の先の毛からヒゲの先まで”が、たぶんネコが主観的に思っている”自分”です。

佐藤雅彦さんとの対談で養老さん。

佐藤さんは、”共感覚”はなかったのですね。共感覚というのは、文字を見ると色がついてくる。

なんじゃそりゃー。
「字を見ると色がついてくる」なんて、そんな人がいたのか。
文字を見ると色が重なってみえるという共感覚は、子どもにはほとんどあるらしい。それが大きくなると消えていくらしい。
しかしこの、佐藤雅彦さんという人は、「バザールでござーる」のCMとか、「だんご三兄弟」とか、NHK教育の「ピタゴラスイッチ」とかつくっている人だったのだ。知らんかった。
ピタゴラスイッチ」の「アルゴリズム体操」は芸術だ。すばらしい。