本日の読書

大爆笑ゴサイレンジャー

「いつもずっとそばにいて」(岸川悦子)
読んだ本か行
 

いつもずっとそばにいて―シーナは介助犬
岸川 悦子

発売日 2004/05
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病気でからだの自由を奪われたれい子さん。
車椅子からペンを落としても自分で拾うこともできない。
ネコの「ひめ」とふたり暮らし(?)のれい子さんは、テレビの「ムツゴロウと愉快な仲間たち」で介助犬を知る。
その頃、日本では介助犬の存在すら知られていなかった。
れい子さんは口にくわえた割りばしでワープロを打ち、そのアメリカの介助犬を育成した人に手紙を出し続ける。
そして、ついにアメリカから返事が来て、アメリカに行く。
介助犬ブルースと出会ったれい子さんは日本で「パートナードッグを育てる会」をつくり、介助犬を日本でひろめていく。
しかし、突然ブルースが連れ去られる。
ブルースを返すようにという通達が来た後、玄関からブルースを呼ぶ声がしたと思ったら車で連れ去られる。
「突然、車に乗せられて、ケージに入れられて、荷物といっしょに飛行機で運ばれたであろうブルース」。
少しの不備でもあれば犬を保護するためにそんなに突然連れていくものなのか。それも本人にも気付かない不備。
そして、れい子さんは…。
つづく。
しかし、こんなのが。
猫のひめとアメリカに行く飛行機の中で(いや、それにしてもネコと一緒に行くというのがこりゃまたスゴイ)。

機内食が配られました。
ケージの中からひめが、トイレの中のエビをねらっています。
ひめの機内食はキャットフードなのに――。
れい子さんは笑いながらケージの扉をそっとあけてエビフライをあげちゃいました。

これ、何度読んでも「トイレの中の…」なんだけど。
もしかして、「トレイの中の」ですよね。えへへ。
私もよく間違える「トレイ」と「トイレ」。ついでに「ウコン」と「ウンコ」。
トイレの中で隠れてエビを食べていたのではないと思う。