本日の読書

輝き

「うらやましい人−’03年版ベスト・エッセイ集」(日本エッセイストクラブ編)
読んだ本な行

うらやましい人−’03年版ベスト・エッセイ集
日本エッセイスト・クラブ

発売日 2003/07/26
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ベストエッセイだけあって、どれも素晴らしく、面白い。(なかには難しくて退屈なものもあったが)
職業もバラバラなのが面白い。
題名になっている「うらやましい人」は、橋本大二郎高知県知事。
この前知ったばかりの俳人黛まどかさんの「韓くにへ」。
この人は、サンチャゴ以外に、韓国も歩いていたのか。若くて美しい黛さんを見ていると想像しにくいのだが。すごい行動力。やるーぅ。
五木寛之さん「和讃から『女人高野』へ」。
田川寿美さんの「女人高野 」という歌、テレビで少しだけ聴いたことがあるが、一度全部聴いてみたい。
田川寿美さんといえば、「女・・・ひとり旅
」が好き。でもカラオケでうたうと難しい。
フランス文学者鹿島茂さんの「いやー、役に立つものです」では、読書日記をつけることをすすめている。

読書日記をつけ、どこでもいいから心に響いた箇所を引用しておき、折りに触れてこれを読み返すことである。こうしておくと、ただ漫然と読書しているよりも、記憶への定着率がはるかによくなるし、その書物への理解も深まる。ついでに、本と出会ったときの状況なども書き込んでおくと、備忘録の代わりにもなる。
それどころか、なんとも不思議なことだが、さらなる読書への意欲が湧いてくる。つまり、読書日記をつけたいから読書をするという倒錯も起こってくるのである。この倒錯は決して悪い倒錯ではない。

おおっ。その通り。
ここがその読書日記なのだ。
というわけで、引用させていただきました。
「記憶への定着率がはるかによくな」ったかな?

読書日記、いやー、これは思いのほか、役に立つものですね。

はい。