本日の読書

「乱歩賞作家 赤の謎」(長坂秀佳真保裕一・川田弥一郎・新野剛志・高野和明
読んだ本ら行

乱歩賞作家 赤の謎
長坂 秀佳, 川田 弥一郎, 高野 和明, 真保 裕一, 新野 剛志

発売日 2004/04
売り上げランキング 41,768

Amazonで詳しく見る4062121670
ASIN:4062121670
この前、「ら行」の作家が少ない、と書いた。
というわけで、図書館でら行のところを見ていたら、こんな本があった。
著者名は「乱歩賞作家」ということなのだろうか?
ら行のところにあったということは。
アマゾンでは著者は全員の名前になっている。
こういう一冊に何人もの著者がいる場合はややこしい。
誰か一人を代表にするといっても、そうすると他の人に悪いような気がするし。
2人の場合もどちらか一人を代表にするとになんだかもう一人の人に悪いような気がするし。
別に作家さんと知り合いなわけでもないのだが。会ったこともない人に申し訳なくて一人でモジモジしている。
というわけで、私も図書館と同じく、この本は著者「ら行」の「乱歩賞作家」でいくことにした。
この本、その名の通り、江戸川乱歩賞作家数名がそれぞれ短編(中編? よくわからない)を書いている。
「「密室」作ります」(長坂秀佳)
 なかなかいい雰囲気。
「黒部の羆」(真保裕一)
 山男には惚れるなよ。おお。
「ライフ・サポート」(川田弥一郎)
 この人のは初めて読んだ。医師ものはわりと好きなので別のも読んでみたい。
「家路」(新野剛志)
 ホロリ。
「二つの銃口」(高野和明)
 二転三転でドキドキ。それにしてもこの人の「K・Nの悲劇」は恐ろしかったと今でも思う。
思えば豪華な本だ。
このあと、「乱歩賞作家 白の謎」、「乱歩賞作家 黒の謎」、「乱歩賞作家 青の謎」と続いて出されているらしい。
どれも読んでみたい。