本日の読書
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第1回「このミステリーがすごい!」大賞金賞受賞作品だそうだ。
半分くらいまでは、なんとなく面白かった。
「ミステリー」らしいのに、どこがミステリーなんだろう? と思っていた。
が、途中で急展開。
どうなるのだろうとドキドキしてしまった。
少し宇宙的だったかな?
悲しみや喜びといった感情、あるいは思考。僕の中にそれが生じる時、脳の中を何かが動く。それはイオン化した物質に運ばれている。電荷が移動すれば、当然のごとく周囲の磁場は影響を受ける。・・・
うーむ。
それよか、厨房系(昔からある厨房でその厨房ではない)がけっこう出てくるのが少しだけうれしかった。
病院が舞台のドラマや小説は数あれど、その中で食事のことが話題になるものはわずかだと思うのだ。
たいがい出てくるのは、
「病院の食事はまずくてねえ」
と言いながら、入院患者が差し入れを食べる、という設定。
この小説の舞台は本当の病院が舞台ではないにしろ、病院みたいなものだし。
そこで食事のことがたびたび出てくる。
なんだかオムライス、食べたくなった。