本日の読書

「ぼくのボールが君に届けば」(伊集院静
読んだ本あ行
ぼくのボールが 君に届けば
野球ってなんだかいいなぁ、と思える小説。
なかでも、「えくぼ」という題名のがいい。ヤンキースのマツイが出てくる。
野球に全く関心のなかったおばあさんが、マツイを知りどんどんはまっていく。
こういう人、日本全国にたくさんいるのではないだろうか。じつは私もそうなのだが。

「伊東さん、マツイって一度も人の悪口言ったことがないんですって、知ってました?」

そうなんですよね。なかなか出来ないことである。素晴らしい。
また、心療内科の医師とマツイの話で盛り上がるのも楽しい。
どうして「えくぼ」という題名なのかは、読んでのお楽しみ。
あ。松井秀喜のページもよろしく。
もう一冊。
「雨の日のイルカたちは」(片山恭一
読んだ本か行
暗い。