本日の読書

「オバ道」(神谷ちづ子)
読んだ本か行
オバ道(OBA‐DOH)
少し前、おばさんのことを「オバタリアン」と言ったが、今はもう言わないのだろうか。
テレビでやっていた「オバタリアン」のドキュメンタリー(?)とか好きだった。
今はやっぱり「オバサン」と言うのかな。
「オバ道のススメ」より。

「オバサンの道」には道なりの責任があることを、当然重く受け止めてもいる。
世の中を正す。
若者を叱る。特に若い女を叱る。
正しい価値観を植えつける。
正しい美意識を教える。
オジサンたちにはっぱをかける……。
エトセトラ、エトセトラ。もうもう、やること山積み、である。

やっぱりオバサンは楽しい。
もうしばらくしたら、さくらももこさんにも、こういうオバサンの本を書いて欲しい。きっと楽しいと思う。
 
もう一冊。
猟奇的な彼女」(キム・ホシク)
1999年に韓国のパソコン通信掲示板に掲載されて爆発的な人気になり、翌年には単行本化され、映画化されたらしい(映画は何年かわからない)。
きのうの「蹴りたい背中」と同じく若者が主人公の小説だが(蹴りたい背中は高校生、こっちは大学生)、蹴りたい背中とは大違いの軽さ。
ページ数の書き方も対照的。あっちは漢字、こっちはカッコ付きの数字でパソコンらしい感じにしてある。
あまりに軽くて途中で挫折してしまった。
パソコン通信で書かれたものだからこうなるのだろうけど、「顔文字」や「!」や「〜〜〜」とかが多すぎる。
オバサンには少々ツライ。コメディ映画として見ると面白いのかもしれないが。
独特の表記法だったらしいので、韓国語で読むと面白いのかもしれない。しかし、韓国語わからないし。
それにしてもパソコン通信というのが懐かしい。
インターネットの前はみんなパソコン通信だった。
私もニフティのフォーラムとか見ていたりしたが、あの当時の人はどうなったのだろう。やっぱりハンドルネームとか変えてインターネットで活躍しているのかな?
パソコン通信のときは私も顔文字を使っていたが、今はあまり使いたくない。
あの当時、顔文字はパソコン通信をやっている人だけが使っていたように思うが、今は携帯の普及でか、誰彼となく顔文字。
少し前は保育園とかから来るおしらせの紙にまで顔文字が書いてあり驚いた。時代だねぇ。
 
そして、「指輪物語 3・4 二つの塔 上下」やっと読了。
なんだか無理して読んだような気がしないでもないが、最後のほうになってまた続きを読みたくなった。
次は「王の帰還」。