本日の読書

「マッチメイク」(不知火京介)
マッチメイク
読んだ本さ行
格闘技小説といえば、中島らも氏を思い出すが、これはそんなにワザ炸裂というほどではないかな。
格闘技ミステリーだそうだ。
マッチメイクの意味を初めて知った。用心棒(門番)の存在も。本当にいるのだろうか。
プロレスとは、こういうものだったのか。
昔、見ていたブッチャー対テリー・ファンクとか本気でブッチャーに怒ったりしていたけどあれも全部マッチメイク?
プロレスにはそういう「ウワサ」はあったけど、信じたくなかった。
でもやっぱりそうだったのか。流血も。
血も本物ではなくてにせものの血、だとかいうウワサもあったがどうなのだろう。
ま、サイン会とかに乱入はワザとらしいけど。
あ、これはミステリーなのだった。しかし最後は「なんだ」で終わったような。
それにしても丹下さんのような人を見てみたい。少し憧れる。

丹下さんは将棋が好きなのか、体力を駒、技術を定跡に例えた。駒の種類や数が少なすぎては、定跡を教えたくても、教えられないというのだ。

アマゾンのカスタマーレビューを読むと、登場人物の誰が実在の誰で、と書いてあり、なるほどと思うが夢がなくなるというか。
ま、私もアンドレ・ザ・ジャイアントは思い浮かんだけど。
信州って名前も、なんかね。