本日の読書

「安楽病棟」(帚木蓬生)
安楽病棟 (新潮文庫)
読んだ本は行
痴呆老人、痴呆病棟のことが詳しく書かれている。本当によく観察してある。
著者は精神科医らしいが、看護婦から見た立場でこんなにも詳しく書けるのは素晴らしい。
最後は手紙なのだろうか。
こんなに長い手紙を書いたのか?
最後の部分がなくてもじゅうぶん楽しめると思う。少し暗いが。
帯に「心臓を貫く戦慄 静かに訪れる感涙」とあるけど、こんなことにはならなかった。
これはいったいどういう意味なのだろう。