2004-05-18 本日の読書 読書 「安楽病棟」(帚木蓬生) →読んだ本は行 痴呆老人、痴呆病棟のことが詳しく書かれている。本当によく観察してある。 著者は精神科医らしいが、看護婦から見た立場でこんなにも詳しく書けるのは素晴らしい。 最後は手紙なのだろうか。 こんなに長い手紙を書いたのか? 最後の部分がなくてもじゅうぶん楽しめると思う。少し暗いが。 帯に「心臓を貫く戦慄 静かに訪れる感涙」とあるけど、こんなことにはならなかった。 これはいったいどういう意味なのだろう。