時代小説
チェン作小説その2
「長岸玉男と、かくされたひみつ」
第一章 自分は大人だった
昔、大昔のこと、日本が戦国じだいだったころ、かいの武田信玄とあらそっていた、上杉けん信のりょう地、しなのに、長岸玉男という人が住んでいた。長岸玉男は長お家のひみつをとこうと、海のそばにすんでいて、村一の頭がかたい人であった。
長岸玉男は、13さいであった。だが、長岸玉男には、あるきおくがあった。大人のときに、家の近くに火をつけられて何かがそのあとおきたことだ。
だが、ある日、長岸玉男は、おきたときに気づいた。体がなんだか二倍の大きさになっていた。長岸玉男は思った。
(つづく)
これによると、「日本のかくされたひみつ」が春日山城の巻き物に書いてあるらしい。
どんな秘密なのかは秘密である。