ギタ付きパン

「バタ付きパン」、今も続いている。
ホビットの冒険」(トールキン)に出てきた、バタつきパン。
ミヒャエル・エンデの本にも出てきたような気がするバタつきパン。違うかもしれないが。
前にも書いたが、「バター付きパン」ではなくて、「バタ付きパン」と聞くとすごくうまそうに聞こえるのだ。
最近バタつきパンばかり食べている。
バタつきパンといってもただのトーストだけど。
しかし、これが本当の「バタつきパン」なのか? という疑問。
よく考えたら、バターは太る(高い)から、マーガリンを塗っていたのだった。ファットスプレッド
これだったら「バタ付きパン」ではなくて、「マガリン付きパン」ではないか!
と、今頃気づく。
というわけで、本物の雪印バターを買ってみた。昔はよく買って料理に使ったりしていたのだが、雪印事件のあと、買っていなかったのだ。
これで本当の「バタつきパン」だぞー、とバターを塗ったパンを食べてみたが、今までとあんまし変わらなかった。
最近のファットスプレッドはおいしく出来ているのだ。しかもバターは塗りにくい。
しかし、チェンロンは「うまい!」と言う。
そして、バターの箱を見つけ、
「あ、これギターや!」
だと。
前、ボボボーボ・ボーボボ首領パッチがバターをギターだと思い込んでバターを弾いていた場面があったのだが、それを思い出したのだ。
で、「これがギターか〜」とバターの箱を見て感激している。(だからバターだって!←ビュティー風に)
バターの箱を手に、
「ギター弾いてもいいか?」
とまで聞く始末。
「バタつきパン」を「ギタつきパン」とまで呼ぶ。
はい。「ギタつきパン」と言ってもいいげど、知らない人は何のことだかわからんだろう。
学校で、「今朝ギタつきパンを食べてきました。」とかって作文に書くんじゃないぞ。
「ギタつきパンって何なのですか?」
と聞かれて、
「パンにギターを塗ったものです」
と答えるんじゃないぞ。